お客様が感動する自走型感動店舗を創る

スタッフが自ら考えて行動し、結果を出し続け、顧客が感動する会社・店舗づくり
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有限会社マクウェル

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店長を育成する

店長にした理由?

「今月の売上予算は達成しなさい」と店長に指示を出すのは経営者としてはよくあることです。

そして、「どうしたら予算が達成できるかを自分で考えなさい」と対策を店長に委ねることもあります。

店長自身に具体策を考えさせることは、店長の成長にもつながりますから、とてもいいことです。
しかし、店長が売上を伸ばす方法を知らないことも・・・

その理由はとても簡単です。

それは、店長に必要な教育をしていなかったからです。

中小、個人企業においては「あいつは仕事が出来るから」という理由で店長に昇格させることがよくあります。

「『仕事が出来る』とは具体的にはどんなことですか?」と社長に伺うと

「あいつは一生懸命に頑張っているから」
「指示したことをキチンとやってくれるから」
「社歴が長いから」
このような答えが返ってきます。

なかには「人がいないから」という消極的な理由もあります。

販売員の能力≠店長の能力

しかし、販売員として能力が優れていても、店長としての能力があるとは限りません。

勤務態度も良いし、同僚からも好かれているし、人間性も申し分ない、そんなスタッフを店長に昇格させた会社がありました。

彼ならきっと店長としても頑張ってくれるだろうと、期待をしていたのです。

店長にしてみると、販売員として働いていたときのようにイキイキとはしていないどころか辛そうでした。
原因は、部下に好かれようとして、指示を出したり、注意をしたりすることが出来なかったのです。

「名プレーヤーは必ずしも名監督ならず」の格言通り、彼は販売員として優れていたのですが、店長としての能力は不足していました。

もちろん彼自身の能力的なこともありますが、それ以上に店長になるための基準がなかったことが大きな問題です。

店長に必要な資質

店長として必要な資質は

1.経営理念やビジョンを理解し、部下に伝えることができる

2.ビジョンに基づいた店の年間計画・月間計画・週別計画が作成できる

3.数値を理解し、数値に基づいた計画やマネジメントができる

4.部下の良いところを認め、教育・育成ができる

5.お客様に店の魅力を伝えることができる

6.店舗の維持管理が出来る

7.人間力があり、部下の手本となれる

最初から全てを満たすのは簡単ではありません。

そこで、上の7つ資質を細分化して、新任店長に必要な能力を定めるとともに、そのための教育をする必要があります。

また、店長に昇格させるときには、店長教育は不可欠です。

販促方法などは競合店にまねされることはあります。
しかし、人材育成は一朝一夕ではまねできません。

そのため、人材を育てていくことは、競合店との大きな差別化になります。

業績を上げていき、社員がイキイキと働ける会社にしていくためには、教育・育成が不可欠です。