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有限会社マクウェル

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能力を伸ばす1ON1

繁忙期に人材を伸ばす

どんな業界においても人材の育成は欠かせません。
御社ではどのように社員の能力を伸ばしていますか?

店舗ビジネスで、人材を育成するならば、繁忙期が一番能力は伸びます。
業務量も多くなり、イレギュラーへの対応も必要になる時だからです。

しかし、繁忙期だからと言って、指示待ちで仕事をしていたのでは、大きな伸びは期待できません。

繁忙期こそ、自分で考えて、動いてこそ、能力は伸びていきます。
そのためにも、繁忙期の目標を自らが設定することが必要です。

その目標が、現在の実力よりも高すぎては、やる気にはなりません。
反対に目標が低すぎれば、簡単にできてしまうので、能力は伸びません。

目標の設定は、努力すれば達成できる、今の実力よりもやや高いレベルの目標が最適です。
しかし、なかなか自分では目標が適切かどうかはわからないことも多いのです。

それを修正するためにも、コミュニケーションとしても、繁忙期まえに社員と1ON1ミーティングをすることをおすすめしています。

繁忙期に人材を伸ばす

繁忙期前の1ON1

従来のミーティングでは店長や上司が一方的に話すことが多く、言いたいことが言える上司は満足します。
一方、部下は上司の意見を押しつけられるだけになって不満が残るだけです。

いつものクセで店長や上司は、目標についても教えたくなります、そこはぐっとこらえて傾聴をしてください。

1ON1ミーティングの目的は、繁忙期へのモチベーションを上げることと、能力をアップさせることです。

部下が自分で考えて、目標を設定することで、能力がアップします。
あくまでも、店長や上司は部下の意見を引き出すための存在です。

そして、目標を設定するときには必ず、ポジティブな表現にします。

たとえば、「チャンスロスをなくす」ではなく、「適正な在庫管理と発注管理をする」などです。

その理由は、脳は「not」「~しない、できない」などの否定形を理解しないと脳科学的に言われているからです。

繁忙期後の1ON1

大切なのは繁忙期が終わった後の1on1ミーティングです。やりっ放しでは人は伸びません。

目標設定に対して、達成できたこと、できなかったことを確認します。
目標に対する評価も、部下が自分で判断します。

できたこと、良かったことに対しては、その理由を聞きます。
店長や上司はしっかり認めて評価します。

出来なかったことに関しては、できなかった理由を聞くのではなく、どうしたら出来るようになるのかを、本人に考えさせます。

本人が考えることで、自発的に行動できるようになり、能力は伸びていきます。

このような1on1ミーティングをしていると、部下は上司が自分のことを大切にしてくれている、信頼してくれていると思うようになります。

能力アップが加速する1ON1

繁忙期はもちろんのこと通常期にも、1on1は能力を伸ばすのに適しています。

通常期の1on1では、目標設定や進捗状況の確認、部下が困っていること、挑戦したい仕事、成功したこと、将来のなりたい姿、必要とするサポートなどを話してもらいます。

しかし、上司が目標や進捗の遅れの理由を問い詰めることはいけません。
部下のやる気をそぎます。

上司は、部下に質問を投げかけるのがメインです。

部下が自分で考えて、答えを出すことで、自発的な行動ができるようになります。
上司は答えを教えたくなりますが、聞かれない限り教えてはいけません。

1ヶ月に1回、1週間に1回の30分1on1も効果がありますが、毎日行う1on1はそれよりも加速度的に能力を伸ばす効果があります。

毎日やる1on1ミーティングは、2~3分で充分です。

内容は、

・今日一日、頑張ったこと

・今日、出来たこと

・今日、成長したと感じたこと

を部下に話してもらっているだけです。

上司はそれを「なるほど」「素晴らしいね」「どうやってやったの」などと承認をします。

たったこれだけのことですが、毎日1on1をすることで、部下は仕事に対して日々自分が成長していることが実感でき、自己有用感がアップしていきます。

仕事の面白さも増し、もっと成長をしようとする原動力になり、次のテーマも自ら見つけていくのです。